2018年7月1日、東京女子医科大学病院外来センター5階大会議室にて林基弘先生『NHK World/ Medical Frontiers』の放映記念講演会が開催されました。

林基弘先生のドキュメンタリー「Gamma Ray for Brain」は番組『NHK World/ Medical Frontiers』にて今年5月14日に全世界60カ国にて放映されました。

この東京女子医大病院ガンマナイフ室における実録ドキュメンタリー「Gamma Ray for Brain」は海外より高い評価が得られ、日本の医療は海外の医療関係者や患者たちの多くの関心が寄せられています。

講演会は「がん脳転移は怖くない!頭を切らずに人生を手術するガンマナイフ治療最前線:現状と展望」がテーマでした。林医師は9400症例の豊富な執刀経験があり、ガンマナイフ治療の現状と今後の展望について詳しく解説しされました。

講演を通じ、本当に治さねばならないもの、治したいものとは?患者様が自ら病気を克服したいという強い気持ち(患者力)の必要性と医療の本質に迫りました。

当日は参加されている患者さん・ご家族から、相談を受け付け、公開診察を行いました。

また、「ひとりの少女の命を繋ぎたい。実録・小児難治脳血管奇形治療に対する私たちの取り組み-女子医大高度医療チームによる感動の現場からー」をテーマとして教育講演を行いました。治療不能と難病死期宣告を受けた一人の少女の奇跡的生還ドキュメンタリー、東京女子医大高度医療チームによる感動の現場をNHK技術スタッフが密着収録しテレビ番組用に編集した未公開映像の放映です。正に諦めない医療の本質に追った内容です。

最後に会場全参加型座談会&フリーデイスカッションを行い閉会となりました。

IMCは今後もこの様な企画に積極的に取り組み国際医療交流活動に寄与してまいります。